さいとうつづりの黒い森
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向日葵のひと

友人のMIKIはピアニストで
再会は雨上がりの夜
彼女の音をひさしぶりに耳にした

悲しいことがあり
けれど演奏活動に勤しみ続け

その音はいっそう強く
輝きに満ちていた




出会いは偶然で
それはもう何年も前のこと

MIKIと私はみごとなほどに対照的な性格で
在り方も性質も趣味も異なる

彼女は太陽に祝福された向日葵のような女性
けれど閉じこまる私にめいっぱいの握手を求めてくれた

私は会うたびに彼女の勢いに圧倒されるばかりで
口をぱくぱくと開けた魚のよう
声の大きな彼女と小さな私
だから怒られてしまうし討論する時は必死になる
こんな友人は後にも先にもいない




私は何事にも屈せず突き進んでゆく彼女を尊敬している
彼女は彼女で私をおもしろがってくれているようなのだけど

そうして互いを認め合っているので
不思議とこの友情は成立しているのだと思う




私のことを
「思い込みと妄想の中で生きている」
と笑って言い放つ彼女はとても現実的

現実をしっかりと見つめているひとは生きる力や成し遂げる力が強い
そんなようなことをなにかで聞いたことがある
それはそうなのだろうと思うし彼女を見ていると頷ける

それに比べて私はまったく現実を見ていない不適格合者ということだ
つまりは弱いことこの上ないという意味か
あああ

だけど端から見れば思い込みでも妄想でも
私においてそれはそうでなく
何よりも「ほんとう」であり確かな思いであると
彼女も実はわかってくれているし恐らく楽しんでくれている




目まぐるしい日々を送る彼女
鮮やかに今日もどこかで音を奏でてる




向日葵にはなれないけれど
私もなにか花のようにあることができたなら


クッキー


なんて
そんな願いを思って食べてたわけでは
ないのだけどね

さぁ さぁ

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つーちゃん、ありがとう。
MINAMI&MIKIのブログにお返事書いてみたよ(笑)
MIKI | 2013/07/04 00:33
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